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ライフセーバーの資格

その後はオーストラリアに移民してまもなくの頃だったのでかなり前の話ではあるけれど、何を思ったかいきなりライフセーバーになりたいと思いあるライフセービングクラブの門を叩いた。翌日から10週間のブロンズメダリアンという資格取得のコースが始まり、受講生は5人。最初は水泳のテストで400メーター6分以内が合格だったかな?とりあえず普段より力んでしまいヘトヘトでパスしたのを思えてる。その後は毎日午前中講義。。。ライフセービングの歴史や、海流や海洋生物から始まり医療&蘇生法までしっかりお勉強で、午後からが地獄の実技研修。海がどれだけ荒れていようが(嵐では無いけれども)沖合200m程で溺れているとされている他の学生を泳いで助けに行く。との時の救助器具は浮き輪、チューブ、ボードと3種類。その場に着いたらまず水面でマウスツーマウスの人工呼吸、そして最初の2種類は救助器具を取り付けた後は、泳いで助けた人をビーチまで運ぶ、そしてヘトヘトのまま、ビーチの上を10メートルほど引きずり波打ち際から離れる。。。。3-4回これをしたら、本当に救助者が溺れるほどきつかった。後はボードレスキュー。ロングボードをパトリングして助けに行くのだけれども、ボードの上に溺れている人を持ち上げるのは至難の業。毎日毎日この3つ&蘇生法の訓練が続き、こんなの必要ない!と思った頃にやっとモーターボーとによるレスキュー、これは100回でもやれた。講習が終わった後は試験、スイム&ランを続けて3回規定タイム内で行い、蘇生法をやり、無線の実技を行った。これまたへとへとになった午後に、ペーパー試験、主にメディカルの知識に関するものが保どんどだった。。。。総合80%以上が合格の狭き門だったが、パスしたときは嬉しさより疲れがどーっときたのを覚えてる。


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